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2013年 09月 18日
blog久しぶりに更新。 高校の時に好きだったESP作品群を一部色々と聞き直したら何かヤバかったです。 素晴らしいものは色あせないなぁと。高校時代懐かしいです。私的レコード備忘録。 Steve Racy「The Forest And The Zoo」。1967年作品。 偉大なソプラノ・サックス探求者、Steve Racy。トラディショナルは勿論、フリージャズ黎明期からポスト・フリー以後の即興シーンや映画音楽にAreaなど先鋭的ロックまで。彼の活動はジャズのみならず様々な音楽ジャンルの人達に今もなお影響を与え続けています。今作は彼のフリージャズ作品の中でも一際人気の高い、NYの異端レーベル代表ESPからリリースのフリージャズ黎明期の大名盤。 Enrico Rava (tp) Johnny Dyani (b) Louis T. Moholo (ds)とメンバーも豪華。今作は個人的には肝はリズム隊のかっこよさ。特にLouis T. Moholoのドラミングのヤバさですね。アグレッシブに躍動しつつもあくまでもクールに。彼とベースのJohnny Dyaniは南アフリカ出身ですが、だからなのかは知りませんが何処かプリミティブな匂いにやられてしまいます。 Racyさんもカッコいいのですが、この後もっと背筋凍るような演奏していくのでねぇ。彼の演奏よりLouis T. Moholoのドラムの方が個人的には今作では耳を傾けてしまうのです。 リズム隊を軸にした回転の中でSteve RacyとEnrico Ravaの切り裂くような高音が連続投射されていくかっこよさはいつ聞いても素敵です。所有しているのがBase Record再発盤で正直ちょっとドラムとベースの低音が昔聞かせて頂いたオリジナル盤と比べるとショボめなのがアレなのですが。Get Backの180g再発盤でも無いかな思ってたら無かったので本家ESPさんの再発盤で良いから買い直したいですね。 Henry Grimes Trio「The Call」。1965年作品。 ジャズ・ベース巨人、Henry Grimes。50年代後半から60年代半ばまでSonny Rollins, Albert Ayler, Pharoah Sanders, Don Cherry etc….とバリバリ第一線で活躍していた凄腕ベーシスト。絶頂期に突如の失踪、2002年にソーシャル・ワーカーにより再発見/復帰とGiuseppi Loganといい自由な人というか…。まあ、それはどうでも良いのですがやっぱベースは目茶苦茶カッコいいのです。今作は当時彼の唯一のリーダー作にしてクラリネット奏者Perry RobinsonとドラムのTom Priceによる異端トリオ編成で作られた多くのESP傑作群の中でも一際輝く名盤です。 どフリージャズのような終始荒々しい即興演奏ではない計算された部分と要所に散りばめられた即興演奏の躍動感が素敵です。キメ所や帰結点を予め設定しておいてのフリーフォームの演奏って個人的に大好きなんですよねぇ。曲としてメリハリつきますし。素っ頓狂さもある不可思議な世界観はとても楽しい。 "Walk On "がとてもぐっと来ます。ベースとクラリネットのユニゾンが超クール。テンポがどんどん加速して消え、また始まり加速し消える。 復帰してからの作品は聞いてないので欲しいです。何か評判良いらしので近日中に一枚買ってみようかしらと。 Patty Waters「College Tour」。1966年作品。 その呪術的で独自の歌唱で多くの構成のヴォーカリスト/ヴォイス・パフォーマーに影響を与え続ける異端女性ジャズ・ボーカリスト。オノ・ヨーコも彼女の影響を公言してますし、Albert Aylerに見いだされデビューって経歴も何か今聞くと彼女の存在が如何に当時圧倒的だったかわかりますね。60年代半ばで2枚の作品を残し、出産した息子の育児に専念するため音楽を止め96年から復活してます。復活してからも良いけどやっぱ当時が凄いです。今作は彼女の2ndにしてNYの大学ツアーを収録したあまりにも生々しい暗黒フリージャズ大名盤。 こんなのが生で大学構内で演奏そうされてたってのがヤバい。とにかく引きずり込まれる。バックがGiuseppi Logan筆頭にDave BurrellやBurton Greeneらと彼女に負けず劣らず生きてるのに逝っちゃってる方々ばかりですし。それもあってか彼女の声は巨大な闇となっている。 彼女の一声、一息で空間が歪むような感覚。声は人間の最も身近な楽器の一つであり、最も個性が出る所の一つですが。だからこそ、どうやってここまで大きな存在感を出せるのか。恐ろしいという表現がピッタリです。 オリジナル盤が欲しいですわぁ…… The Frank Wright Quintet「Your Prayer」。1967年作品。 元々ベース奏者だったがAlbert Aylerに憧れてテナーサックス奏者になったなんて言われる絶叫爆発ブロウ野郎、Frank Wright。ESPからデビュー後は後にAlan Silva等と渡欧してその技術は二の次な情熱的で自由奔放な暴力的な奏法で多くの奇妙な作品を残しています。僕としてはもっと再評価されても良い感じがしますが。彼のブッ太い音は大好きなんです。今作は彼の初期リーダー作の一つで重圧な三人の管楽器の沸騰演奏が楽しめるフリージャズ傑作です。 小細工とかいらない。好きか嫌いか。転げ回るように吹きまくる。台風のような音。すげえロック的な感じを覚えてしまうのは僕だけなのでしょうか。シンプルなのは良い事で、単純に楽しいのです。裏ジャケの彼の笑顔に一緒ににんまりとしてしまう。 昔DISK GARAGEで聞かせてもらった時の衝撃は今も色あせてないです。他の名盤名高いESP作品群と比べると異端さが薄いのが逆に良いですねー。 また色々と聞き直すのは楽しいので時間見つけてやってきたいです。
by kamatayu12
| 2013-09-18 00:43
| 日常(diary & news)
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