What's Haikara records blog ?
This is blog of kamata yu(ex. haikarahakuti).
Records of "Haikara records" or my diary. ●haikarahakuti & haikara records official HP haikarahakuti & Haikara Recordsの情報や活動の詳細。 ●Haikara Records Discography you can check Haikara Records Works & all works freedownlod mp3 & buy CDs !!!!! ●haikarahakuti soundcloud ●musical violence soundcloud ●radio free europe soundcloud ●haikara records bandcamp ●haikarahakuti myspace ●kamata yu myspace ●愛と笑いの夜 old blog... ●YouTube ●Haikara Records on USTREAM my facebook page! <LINK> ●ROSE RECORDS ●Hand Craft Records ●毎日の環境学 ●イカラシカオルのjajaja ●sanada ●モヤ日々 ●make some noise ●book of days ●ぞうさんレーベル ●mimiz ●night ranger ●busy work ●catcher in the rye ●anti music laboratory ●Gnashtone ●Noiseiz2nd ●トラクターズ ●bullet ●ニイガタアマチュアヲタク ●positive suicide ●canna camui ●rerun ●SAYONARA balk ●cocooned perssimist ●munenori kaneko ●毒なまず ●小鉄 ●スキャンダラスな夜 ●TAGUCHI, Masayuki s website ●bishamon ●SHE Ye Ye ●Turquoise Hexagon Sun ●Black Belt Records ●路地裏音楽戦争 ●Escucharemos カテゴリ
最新の記事
以前の記事
2020年 06月 2020年 05月 2020年 04月 2020年 03月 2020年 02月 2020年 01月 2019年 11月 2018年 05月 2018年 04月 2018年 02月 2018年 01月 2017年 11月 2017年 10月 2017年 09月 2017年 08月 2017年 06月 2017年 05月 2017年 04月 2017年 03月 2017年 02月 2017年 01月 2016年 09月 2016年 08月 2016年 07月 2016年 06月 2016年 02月 2016年 01月 2015年 12月 2015年 09月 2015年 07月 2015年 01月 2014年 11月 2014年 07月 2014年 06月 2014年 05月 2014年 04月 2014年 03月 2014年 02月 2014年 01月 2013年 12月 2013年 11月 2013年 10月 2013年 09月 2013年 08月 2013年 07月 2013年 06月 2013年 05月 2013年 04月 2013年 03月 2013年 02月 2013年 01月 2012年 12月 2012年 11月 2012年 10月 2012年 09月 2012年 08月 2012年 07月 2012年 06月 2012年 05月 2012年 04月 2012年 03月 2012年 02月 2012年 01月 2011年 12月 2011年 11月 2011年 10月 2011年 09月 2011年 08月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 04月 2011年 03月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 フォロー中のブログ
最新のトラックバック
ブログパーツ
ライフログ
検索
タグ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
2010年 01月 22日
先日、通販した作品が届いてテンションだだ上がりです。まあ、全部ノイズ/インダストリアル系や実験音楽系のテープ作品なんですけどDISC GARAGEやBULLTEで買ったレコードの合わせると今月は沢山のレコードに囲まれて幸せです。 最近大学で暇な時はポータブル・カセットプレイヤーで音楽を聴いて過ごすのが楽しみなんですが、いかんせんテープ作品はノイズとかしか持っていないので自然と日中は雑音まみれになってしまうのでコレはまずいのではないかと自分で思ったりします。時々リズムやメロディが非常に恋しくなります。 でも、僕は音楽聞くと陶酔してしまうタイプなのでリズムやメロディがあると人前でもノッたり歌ったりしてしまうので正味な話色々難しいのです。我慢すればいいじゃんとか思う人いるかも知れなせんがホントに素晴らしい音楽がホントに来るとヤバイですよ。 特に外は環境や景色が様々なので聞いてる音楽と雰囲気がマッチすると家で聞いてる時とは全く違う強力な力を発揮します。今日は来るまで大学行ったのですが朝方の海沿いの道と雨と小沢健二の歌が合いすぎて運転中に泣きそうになりました。大変です。 最近、大学で聞いてる音源です。 YEAST CULTURE 「yeast culture」。1988年作品。 80年代から制作・出版活動を始め、ノイズ/インダストリアルやアヴァン系の専門店Incubatorや自身のレーベルPetri Supply等も運営し現在も精力的に活動する米国の至宝ABOことMARK SCHOMBURGが率いるYEAST CULTURE。その音や音源のマテリアル的な価値に変態的な拘りをみせる彼らはカルト的な人気が高く90年発表の枯れ葉踏みノイズの1st LP「IYS」は名作として名高いです。今作はそんな彼らの唯一のテープ作品にして非常に貴重な彼ら初期音源を記録した廃音クラフト・ノイズの名盤です。 ドロリとした感触のくすみ曇ったフィールド音やデモ等の雑踏音や不明瞭な金属音・モーター音などインダストリアル・ノイズ、痩せた持続音からテープ操作や電子変調されたノイズ、そこに呪術的な笛などのアコースティック音から腐食したシンセまでゴチャゴチャの溶けあった非常に不明確で不穏な音はヤバイです。 こういう死んだ音って個人的に大好きなんですよね。全体的にミニマルで沈黙的な沈み込んでいく音世界は非常にツボです。ネットリした怪しさがカッコイイです。 ノイズとか作るならこういうの作りたいです。何と言うか死んだ感じのやつ。まあ自分で言っててよくわからないんですけどね。 またこの彼が主宰するレーベルPetri SupplyやIncubatorって非常に変態的なレーベルでして、ジャケットから内容物まで全てハンドメイドという異常なこだわりを見るマニアックさ。音だけじゃなくて作品のマテリアル的な価値まで執拗な拘りを見せてます。 今作も例外にもれなく完全ハンドメイド仕様です。手書きの二種類のインナーシートのジャケットのボードは様々なペイントや生のコラージュ・ワークがされてます。ヴィンテージ・タイプのカセットにもペイントやコラージュがされてます。そしてそれをビニールにいれて白い厚手のガムテでべったり密封。若干開けにくくて腹立ちますが、まだましな方です。 これらのアート・ワークは今作も他の作品も全てMARK SCHOMBURG自身の手によって行われています。凄い気合いですね。是非、技術から精神面まで参考にしたい人です。 V.A 「enkele gemotiveerde produktiemedewerkers」。1990年初頭作品。 元々は90年代初頭にオランダのレーベル、Midas Musicから発表されたカルト・コンピのテープ作品なんですが、去年に同レーベルと上記した米国のIncubatorから再発されました。さすがMARK SCHOMBURGが噛んでいるだけあってパッケージも素敵。全面シルクスクリーンが施されたハンド・メイド仕様です。しかも厳重にテープで完全密封されてるため反吐が出るほど開けにくいです。上の画像は目茶目茶頑張ってはがしました。壊したくないですしね。でも、今作はそんな苦労も報われるヴァリエーションに富んだ素晴らしい内容のコンピです。 Midas Musicのレーベル主のJAC VAN BUSSElによるプロジェクト、DNDNや様々なPOST DESTRUCTION名義の様々なコラボ音源からTHU20や各人のソロなど充実のオランダ勢やドイツからはACHIM WOLLSCEIDにベルギーからはMISSION PAPUA HOLLANDが参加。日本からはMERZBOWとNULLが参加してます。勿論、米国からはMARK率いるYEAST CULTUREやHANDS TOなど個人的に好きな人たも参加しています。他にも僕はあまり知りませんが非常に有名な人ばかりです。 オランダ勢が凄いカッコイイです。アナログな音作りが非常にダイナミックな作品ばかりです。アメリカ勢は個人的に好きな人ばかりなので良いです。何と言うか濁りまくってます。MERZBOWはやっぱり特殊な音作りだなぁと思いました。音の触りが硬質というか独特の広がりと整合感がありますね。かなり良かったです。個人的に抜刀隊辺りまでのMERZBOWはハードで好きなんですよね。 まあ、殆どロックに近いインダストリアル・ビートと叫びもありグダグダなフィールド音や腐食シンセやパワーハウスやヘヴィーなエレクトロノイズもありますしかなり色々あってかつどの曲も強力なモノばかりです。始めてこういうの聞く人には凄いいいかもしれません。全然飽きないですし。 SMALL SUPPLY PARTY 「all earlyb parts」。2009年作品。 80年代後半から活動する米国KEY RANSONEによる名プロジェクト、SMALL SUPPLY PARTY。現在は残念ながら活動していないようです。今作は89年発表の1stテープ作品と同年の2ndテープ作品に加えて90年台にMARK SCHOMBURG宛に送られたプライベート・テープ作品と未発表であったMARK率いるYEAST CULTUREとの共演音源を全てまとめた作品です。1989~1992年までの音源をまとめた初期音源集ですね。リリースはまたまたIncubatorからで、パッケージは勿論レーベル主MARK SCHOMBURGによる完全ハンド・メイド仕様。内容は見た目に比例した凄い名盤です。 何つーか初期の集大成的な感じなんで様々曲調の曲が入っていてテンション上がります。ザラザラとした感触の冷たい高周波や鋭く冷徹に鳴りながら時節翻るように変化するフィードバック・ノイズが最高です。地を這うような淀んだ持続音とヒリヒリとした摩擦音との絡みが素晴らしかったり、パルス上に断片的に鋭く尖ったインダストリアル・ビートが刻まれたり、マグネティックな電子ノイズが目茶目茶カッコイイです。 他にもフィールド音や落ち込むような重いエレクトロニクスとか色々あるんですが全体的にはヒリヒリとした緊張感と冷たく厳かな雰囲気がたまりません。とにかく凄いカッコイイです。 若干、怖さも感じる冷たさですね。でも音が凄いカッコイイので何か普通に聞けます。電車内で聞いたらなんか良かったです。一気に人の気配が消える感じです。 空中水泳 「へべれけ 2009MIX」。2009年作品。 石川県を拠点に様々な活動している空中水泳。その独特な宇宙的なサイケデリアなノイズ/音響空間で新潟でも評判高く僕もお話では何度か聞いてました。去年のにむーたらず主催の企画でご一緒させて頂いたのが初めてでその時は機材の片づけが忙しくてあんまり見れなかったんですが、先日のVEN SHUFFLE PODでやっとちゃんと見れました。これが有機音と無機音を両方を巧みに使って非常にトリップ性の強い正に宇宙感漂う演奏でした。 今作は彼のMIX CDで彼の独特なDJとB.B stonesとのセッションが収録されています。V.S.Pの時にありがたい事に頂きました。ありがとうございます。内容はMIX CDとかじゃなくて殆どオリジナル作品と言っていいくらいぶっ飛んだ作品です。 宇宙旅行的な深く広がっていくサイケデリアが凄まじいです。イントロの自作曲が特に素晴らしくて一気にトリップします。広がりと遠さを見せるフィードバック音やノイズ、包み込むようでいて大きい世界観のある音響に怪しくも宗教などのいやらしさがないボイスなどの有機音に頭の中はグルグルです。 曲目もゆらゆら帝国やフィッシュマンズ、曽我部恵一&灰野敬二やベートーベンなどを解体/再構築しながら確かに精神解放へと進んでいく様は非常に快感です。 B.B stonesとのライブもまた良くて飛び回る電子音やノイズや信号音の中を蠢いている感じが素敵です。個人的にはあまり解放感のあるノイズはやらないので久し振りに生で聞いてスッキリしました。パッケージはB.B stonesによるシルク・スクリーンによるハンドメイド仕様でデザインも手触りも素敵です。 そういえばV.S.PのライブDVDが出来ました。試験勉強でキツイですが送る人には明日、明後日には送ろうと思っています。 さて、寝ます。
by kamatayu12
| 2010-01-22 02:27
| 日常(diary & news)
|
ファン申請 |
||